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以前サイトに載せたイベント紹介ページはこちらからどうぞ。
TELEKMUSIKdrei vol.1 review
2003.4.12(sat) at sputnik pad(tokyo) 雨95名
2003.4.13(sun) at canolfan(nagoya)  晴35名
出演: 小栗栖憲英、黒川良一、菅大祐、
    町田良夫、MIKA POSA、Kei

スタッフ: 岩附浩貴、yoyo、omb、舘マキコ、
     保田隼希、ARch
岩附がドイツから帰国後、TELEKdreiとイベント名を刷新し、満を持して執り行なった第1回目のテレクツアーです。幾つかの反省点は無論残るものの、在ドイツ時から3ヶ月間丹念に準備を重ねただけあって、内容的に申し分ない形でお送りすることができたことに加えて、遊びにいらして下さったお客様の雰囲気の良さが一層イベント自体を引き立てて下さいました。この回ではアコースティックな音色の良さに眼点を置き、また以前よりテレクに参加して頂いた出演者同士のコラボレーション(小栗栖+黒川、小栗栖+菅、MIKA POSA+菅)が実現し、後々まで繋がるイベントになりました。
2003.4.13 canolfan (4.12に行ったsputnik padでの写真はマシントラブルにて消失、申し訳ないス)
黒川良一 ソロプロジェクション(20分)
4分程づつに区切られた完成度の高い小作品を矢継ぎ早に繋いで、観るものの度胆を抜いた。それぞれの映像精度もさることながら、映像と映像の連結部分や、各作品に乗せる音の変化/強弱に並々ならぬ 工夫を凝らしていたことで、観る者が集中力を全く切らすことなく作品に没頭できたパフォーマンス性の高さも忘れずに記しておきたい。2年前に参加してもらったときに比べても飛躍的に完成度が上がっていて、僕自身とても嬉しかった。今の調子で色んなことに挑戦して、さらなる飛躍を遂げて欲しい。彼ならいけると思います。そういえば東京では遊びに来ていたカールストーンさんが絶賛していた。
町田良夫 アモルフォンライブ(25分)
アモルフォンと名付けられた自作のスチールパンをMAX/MSPと同期させながら演奏するライブ形態をとった。自作楽器なだけあって既製品よりも多分朴訥な音色しか出ないのだが、寧ろ却って心が込もった音色が奏でられていた気がした。東京・名古屋とも会場の雰囲気ともマッチしており、誰もが音に集中できる好ライブだった。惜しむらくは、個性が強すぎるのでライブとしてのバリエーションが出しにくい点か。今度は誰かとのコラボライブとか、何か新しい形でまた参加をお呼び掛けしたい。
MIKA POSA+菅大祐 コラボレートライブ(25分)
ライブ初挑戦となるMIKA POSAさんの優しい映像と、卓越した構成力をもつ菅大祐くんの即興的な演奏が見事に調和したライブ。沖縄まで撮影/打ち合わせに行くなど、出演者の中で一番熱心に準備を重ねてくれただけあって、ライブ中の映像と音のシンクロニシティは見事だった。また菅君が映像の種類に合わせてきちんと演奏法を変えていたのにも感心。2人とも良い出会いになったようで良かった。
小栗栖憲英+黒川良一 コラボレートライブ(20分)
かねてより打診していた小栗栖くんと黒川くんのコラボレーションがついに実現!色に例えるなら淡色的な音楽を奏でる小栗栖くんと、色彩 豊かな映像をつくる黒川くんの2人の表現は共演すればきっとフィットするという確信のとおり、お互いの良さを引き立てあう素晴らしいライブとなった。小栗栖くんはライブ中クラリネットにも初挑戦、かっこよかった。欲を言えばもう少し音、映像の強度にバリエーションを設けて、ライブの流れにメリハリをつけるとさらに良くなっていくと感じた。是非今後とも共演を続けてほしい。
Kei ソロパフォーマンス(20分)
canolfanさんの御紹介で今回のテレク出演に至ったのだが、20年くらいギターを弾き続けているというだけあって、使用した機材はギター1本のみながら、その卓越した表現技術と即興的な演奏から導かれる情感には観客すべてが圧倒され、会場の空気を引き締まらせるほどだった。パフォーマンスと呼ぶのに相応しい、匠の業。
小栗栖憲英+菅大祐 コラボレートライブ(20分)
昨年末あたりにサイト上で菅君の新曲を聴いてみたら、その情感が小栗栖くんと絶対ハマると思いコラボを打診。03年2月には既に京都トランクルームにて青木君を加えたセッションが実現していたので、今回は安心してトリをお任せできた。以前のようなコンセプト性は少し失われたものの、表現に不必要な装飾をできるだけ排除し、凝縮された音色を奏でる2人の演奏は人の心を揺り動かす。小栗栖くんは少し照れていたが、僕は彼の唄った歌詞が非常に素晴らしいと素直に思った。